できてしまったシワをなくすシワ取り対策の方法

できてしまったシワを消すいくつかの方法をお伝えしていきます。

ひとつめは自宅で対策する方法です。

• 自分でマッサージやストレッチをする
• ドラッグストアやネットで販売されているようなシワに効くとされるスキンケア用品をつかう
• 美顔器などマシンを使って日常的に引き締める

スキンケア用品の購入や自宅で使えるマシンの購入代金はかかりますが気軽にはじめられることもある反面、「効果がなくても何となく許せる」という気持ちもあり、効果の期待100%で始められる方は少ないかもしれません。

2つ目は美容医療によって改善する方法です。

美容医療は自宅でできるスキンケア用品や美容マシンを購入するより一般的に高額になる傾向にあります。そのため「失敗はしたくない。効果がなかったら損したことになる」と思って必死に情報収集する人が多いのではないでしょうか。ではどうしたら失敗しないかですが、まずは美容医療をおこなうクリニックでカウンセリングを受けることです。面倒かもしれませんが複数のクリニックでカウンセリングを受けるのがベストです。複数のクリニックで自分のシワにはどんな施術がベストなのかの説明を受けて、一番納得がいく説明をしてくれいたクリニックを選びましょう。

ここでは、一般的なシワを改善する美容医療についての基本知識を整理しておきます。

自分で改善できるシワとできないシワ

まずシワには大きく分けて3つの種類があります。乾燥により皮膚表面にできる浅いシワ（小じわ・ちりめんジワ）、表情の癖で皮膚が折りたたまれることが形状記憶されてしまう表情ジワ、皮膚のたるみで深く刻まれてしまう深いシワ。シワの種類によって改善する美容医療の方法が異なります。

保湿で改善する乾燥による浅いシワ

浅いシワは乾燥によるものです。保湿をすることがメインの改善方法です。多くの方が洗顔のあとは化粧水や乳液・クリームなどのスキンケア用品で保湿をおこなっていることと思われますが、水分を皮膚に補う量が少ないとしっかりケアしているつもりでも乾燥してしまうものです。 乾燥による浅いシワであれば保湿することで少しずつ改善していきます。しかしながら、浅いシワに気づいたころにはたくさんのちりめんジワが現れていて、一回の保湿ではなかなか改善が感じられないかもしれません。また、浅いシワを放っておくと、だんだんと深く刻まれて定着していってしまいます。浅いシワがあらわれて気になり始めたら、美容医療でしっかりと改善する治療をする必要があるといえます。

普段の表情に気を付けることで悪化を防げる表情ジワ

表情ジワは普段の表情に気を付けて、悪化しないようにしなければなりません。しかし一度クセづいてしまうとなかなかとれるものではありません。表情ジワの治療としては有名なのはボツリヌス注射です。ボツリヌス菌には筋肉を弛緩させる作用があるので、これを希釈して治療部位に注射することで筋肉の動きをなくして表情ジワがつくられることを防ぎます。施術効果を継続するために定期的な注入をおこなうのが良いでしょう。

なお、表情シワの予防としておすすめなのはベビーコラーゲン注射。コラーゲンはもともと体内にある成分ですが、加齢とともに減少していきます。減少すると弾力やハリが少なくなります。とくに大人になると少なくなるのが赤ちゃんの肌に多く含まれるⅢ型コラーゲン。Ⅲ型コラーゲンは、表情で作られたシワが元に戻るために必要な十分な弾力性を持っています。このⅢ型コーラ減を補えるのがベビーコラーゲン注射です。

自分では改善できない深いシワ

深いシワは、残念ながら自分では改善が難しいといわれています。深いシワは皮膚だけではなく、骨が痩せたり筋肉の衰えなどさまざな原因が考えられますが、痩せてしまった骨や衰えてしまった筋肉を復活させることは考えてみただけでも、自分ではどうしようもなさそうです。しかし美容医療はこけてしまった部位に、物理的に注入剤を注入することでボリュームをアップしてたるみを持ちあげたり、筋肉を覆っている筋膜をぎゅっと引き締めてリフトアップしたり高周波やハイフで皮膚の下から引き締める方法が美容医療にはあります。

ただし、方法によって料金や施術による痛みなどが変わってきますので一回の出費を抑えたいのか、痛みには強いので一回の施術で効果をできるだけ実感できる方が良いのかなど、自分が求めるイメージを具体的にしておくと、カウンセリングに施術の選択がしやすくなるはずです。